番外編:デンマークで家探し
デンマークに上陸し、3ヶ月が経ちました。
ブログを更新したいと思いつつも、家が決まらない、子供の生活が落ち着かない、私の滞在許可証が届かない、携帯の契約ができないなど、1つ1つは小さいことなんだけど、この小さなストレスが溜まって膨らんで、PCにゆっくり向き合う気持ちになれませんでした。沈。
日本と比べちゃダメなんだけど、トイレやお風呂はきれいじゃなきゃ嫌だし、エレベーターもないと困るし、子供の学校から近いところじゃないと送迎が大変だしと妥協できない点が多すぎて全然家が決まりませんでした。。
マンションと戸建も、全部で10軒以上見れたので、コペンハーゲンのおうち事情にはやたら詳しくなりました。
理想的なおうちではないけど、もういい加減決めなきゃということで決めました。
決めたおうちの玄関⬇︎
一番手間のドアのところは、昔は殿方専用のトイレだったそうです。
今は便器はもちろんのこと配管もなく収納になっているのですが、あまり気持ちの良いものではありませんよね(笑)

ここのおうちはすごく古いので(というか新しい建物は少ない)、使用人専用のドアや小部屋、使用人専用の玄関などが残っています。
メインになるお部屋に鈴みたいなのが付いていて、昔は用事があるときはその鈴を鳴らして使用人に用事を頼んでいたとか。
アフリカ人やインド人が白人に仕えていた時代… 恐。
もちろん今もメイドさんやシッターさんはフィリピン人やアフリカ人が多いし、使用人制度が全くないわけじゃないけど、違和感大きめです。
デンマークで家探しをする人は少ないと思いますが、こちらの住宅事情をば。
デンマークではバスタブなし、エレベーターなしがデフォルトです。
私たちのような駐在ファミリーをサポートしてくれるリロケーション会社の人に聞いてみたところ、年を取って階段がつらくなった場合は郊外の戸建に引っ越すそう。。
お湯が高いのでシャワーをさっと浴びる程度で済ますそうです。
郷に入っては郷に従えではありますが、お風呂がないと日本人的には辛いです。エレベーターは我慢できるけどね。。
いろんな国に住めて良いですね!とよく言っていただけるのですが、もちろん良い面もたくさんありますが、海外生活ではこまごましたところで不便も多く、できることなら日本で暮らしたいというのが本心です笑
日本では日本と海外を比較して海外の方が優っているような意見も度々耳にしますが、いつでも病院に行けて、街中が安全できれいで、政治家の汚職も少ないほうだし、教育のレベルも高いし、エコだってとっても進んでいるし、日本は良い国だなって思います。
添加物や賃金の低さ、移民や外国人に対しての排他的な部分はもう少し良くなるといいなと思いますが。
日本から船便で送った家財道具全部が、昨日ハンブルグの港に着きました。
コペンハーゲンは島なのに、ハンブルグに着くのが面白いなと思います。
来週はいよいよ引っ越しです!!
キッチン道具も自分の洋服も本も、とにかく「自分のものたち」に会えるのが本当に楽しみです。
コペンハーゲンに来る時に必要最低限のものしか持ってきていなくて、刺しゅうのお道具はほとんど持ってきていません。
刺しゅうをしたくてもできない状況なので、これからどんなことをしたいかな〜とか、これからの人生をどうやって生きていきたかな〜とか、とにかく自分とがっつり向き合っています!
Class101の続きみたいな講座を作っても良いんだけど、もうちょっとマニアックな講座でもいいのかなとか、ね。
例えばヴォーグ学園がやっているようなTHEスタンダードな講座って、私から学びたい人っていないって思うんですよね。。
なので、振り切った講座を作ったら私も楽しいかもと思ってます。
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