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2022-09-28

9月も終わり…

こ、こわい!もう9月最終週です。どんどん日も短くなって、朝も7時半頃まで暗いしもう寒いのでダウンを着ています。

7月1日〜8月21日までは日本で息子と夏を遊び倒しました。

デンマークでは残念ながら日本のような娯楽はないので、夏休みは全力で楽しもうと息子と決めて、たくさん活動しました。

息子はお友達と高知県に1週間のキャンプに参加したり、夫が合流してからはニセコに行ったり。もちろん、ディズニーも温泉もプールも海も全部盛りで楽しみました。

北欧は幸せランキングでいつも上位だけど、幸せの定義が日本人とは違うので、正直なところデンマークで暮らしていても私は幸せを感じません。デンマーク人としてデンマークで生きていくのであれば幸せなのかも?!何はともあれ、私(息子も)は日本が一番好き。7月にスカンジナビア航空はひっそりと破産法を申請していたので羽田〜コペンの直行が復活することは当面なさそうだし、燃油代も高いので次に日本に行けるのはいつかわかりませんが、日本行きを夢見ながらコペンで頑張ります。

日本にも刺繍道具を持参しましたが、針を持つ時間はまったく確保できず。予定より1ヶ月遅れてしまいましたが、プルスレのクロスができました。

糸を抜かないので間違えても解けばいいだけだし、ドキドキしながら織り糸を切ったり、間違えに気づいて青ざめたりせず、ひたすら楽しくステッチできるのがプルスレの良いところ〜!

講座にする予定なので、プルスレ王道のステッチはもちろん、デンマークの古書やシュバルムの古書を参考にデンマークっぽいステッチを組み合わせて模様を作りました。

デザインを起こしているときに、デンマークのデザインって独特だなと改めて思いました。バウハウスの影響をすごく受けているな、と。

デンマーク人って丸や四角などのシンプルな形が好きなんですよね。日本にも通ずるところがありますよね。京都のお寺の丸い窓とか障子の四角とか、日本もわりとシンプルな形が多い気がします。フランスのロココみたいな華美なものってあまりないですもんね。猫足とか。

北欧スタイルが日本受けするのはそぎ落とされた美というか引き算の美みたいなのが日本人の感覚に合うのでしょうね。

デンマークではこぎん刺しがすごく流行っています。どの手芸屋さんでもこぎん刺しのキットは見るし、デンマーク人の刺繍仲間もこぎん刺しを刺しまくってます。

幾何学模様が好きなので、こぎん刺しのパターンに親近感を覚えるのでしょうね、きっと。

我が家は1903年に建った超典型的なデンマークの建物で、ハマスホイの絵みたいな内装です。この壁のデザインや薄いグレーの色がいい感じで、デンマークっぽい写真が撮れました。

11月中には講座ができるといいな〜。

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