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2022-03-06

「リリーのすべて」のドロンワークの枕がかわいい!

「リリーのすべて」という映画、ご存知ですか?

オリジナルのタイトルはThe Danish Girlで、デンマークが舞台の映画です。

世界で初めて男性から女性への性転換手術を受けたリリー・エルベという人についてのお話で、舞台は1920年代のコペンハーゲン!!

公開されたのは2015年で、私はパリで2歳の息子のワンオペ育児真っ只中、映画とは無縁な生活をしていたためこの映画を知りませんでした。

しおはまなおこさんというアメリカ在住の元字幕翻訳家の方のメルマガが大好きでいつも楽しみにしているのですが、しおはまなおこさんのインスタでこの映画のことを知り、コペンハーゲンに越してから観ました。

ウイリアム王子の同級生でおなじみエディ・レッドメインが主役で、彼の演技がすごすぎて…

映画のトレイラー、見てみてください!

リリーが住んでいるのは、同時期にアンデルセンも住んでいたニューハウンというところ。

今は観光地になっていてホテルやレストランが多いですが、1920年代はフィッシュマーケットが運河沿いに出ていて普通に人が暮らしていたそうです。

めずらしくお天気が良かった2月のとある超寒い日に、夫とお散歩がてらリリーのすべての撮影地をめぐってきました!

映画の中でリリーが住んでいたおうち。

この映画の監督とクルー達は、ニューハウンをほぼ制限なくアクセスできたのでフィッシュマーケットを作ったり、古いボートを運河に運んで大がかりな撮影ができたそうですよ!

この映画の中で夫婦が住んでいるお部屋もハマスホイの絵を彷彿とさせるザ・デンマークな内装でとても素敵なのですが、ドロンワークの枕カバーが出てくるんです。

それがとってもかわいくて!!Netflixはスクショが取れないので写真を撮ったのだけど全然見えませんね😂

映画ではもっときれいに見えるので、リリーのすべてを見る白糸刺繍好きの皆様は、この枕カバーにも注目ください!

ヘデボーっぽいステッチも見えましたよ!

ところで、デンマークでは同性婚が認められており、白人のゲイのカップルと黒人の子供みたいな家族を公園でもカフェでも比較的よく目にします。(1989年に同性カップルのパートナーシップ法成立、2012年に同性婚法成立)

同性婚が認められたデンマークとスウェーデン、同性愛者の自死率が大幅に減少(研究結果)

2021年度SDGsランキング第3位のデンマークは同性婚だけでなく、いろいろな角度からSDGsに取り組んでいます。マクドナルドにもソイミートを使ったベジタリアンメニューがあるし、庶民的なスーパーでもオーガニックフードが安く簡単に手に入るし、バスや大型トラックの運転手さんも明らかに日本より女性が多いしエトセトラ。

2021年のSDGsランキング1位はフィンランド(85.9ポイント)2位はスウェーデン(85.61ポイント)3位はデンマーク(84.86ポイント)とどんぐりの背比べ状態で、日本は18位(79.85ポイント)です。

ソース:SDGsランキング2021

ちょっと話がずれますが。

デンマークに住んで8ヶ月が経ちましたが、この国ではレディーファーストという概念がないです。西洋諸国だとエレベーターでもお店の入り口でも男性がドアを開けてくれたり、女性を先に通してくれたりがわりと普通ですが、デンマークではそれがなくてびっくりしました。本当の意味での男女平等なんだなって思ったり。

世界で初めて性転換手術を受けたリリーがデンマーク人であったのと、世界的にも比較的早い段階で同性婚のパートナーシップ制度を制定させたのがデンマークなのも、偶然とは思えない何かを感じてしまいます。(無理矢理こじつけ!)

ブログを書いていたらまた映画が観たくなってきたので、また今夜観ようと思います。

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