わたし的 白糸刺繍の図案の写し方
刺繍をする上で一番大事な図案のトレース
今日は新しい刺繍を始めようと思い、図案のトレースをしました。図案の上にステッチをするから、図案がよく見えないとステッチもゆがむし、どうしてもきれいに仕上がりませんので、図案のトレースが刺繍のできあがりの肝になります!
私は、まず図案を書いたら、こんな感じでパソコンで綺麗な図にします。いくら定規などを使っても、フリーハンドだとどうしてもゆがんでしまうので。

これをトレーシングペーパーに写してから、布に写します。布に写すときは、トレーサーを使って、慎重に強めの筆圧で写します。
腕がパンパンになりますが、ここは全神経集中で。(私は無呼吸でやってます)布に写すときも、直線は定規、◯は製図用の丸定規を使ってます。

濃いオレンジ色の定規はフランス時代に買いました。これで10ユーロ。フランスって文具が異常に高いんです。薄いオレンジはダイソーで100円。使い勝手は同じ。

こんな感じでトレースができたら、布用のシャーペンかチャコパーで写りの薄いところを補強します。布用のシャーペンは消しゴムで消えるとのことだけど、言うほどあんまりきれいに消えないの・・・パリで白糸を習っていたときは、先生は普通に鉛筆で布に図案を書いていました。なので、鉛筆でも大丈夫だと思います。
もう随分前ですが、ジュドフィユさんのキットを買ったら、カーボン紙がついてきたので、「カーボン紙でもいいのか!」と思って色糸を使うフランス刺繍のときはチャコペーパーの代わりにカーボン紙を使っています。
だいたい洗濯洗剤か漂白剤で消えるのですが、布との相性なのか消えないこともあります。私は白糸刺繍で経験済み!本気で泣きました。カビ取り一発という業者ようのカビ取り洗剤で消えたけど布がボロボロになってしまいました。白糸刺繍のときはリスキーなので、必ずチャコペーパーを使っています。
刺繍を始めると、刺繍枠にこすれて図案が薄くなるところがあります。そういう部分は書き足しながら進めます。
おすすめアイテム
チャコペーパーは、いろいろありますが、チャコペーパー株式会社のチャコペーパーがおすすめです。これは刺繍仲間のおすすめで使ってみたのですが、この薄いグレーが白糸をするときに良い感じで、気に入ってます。ちょっと高いのが難点ですが、きれいに写ってきれいに消えるのでほぼこれ一択!他のチャコペーパーよりベタベタしない気もします。
チャコペンはチャコパーの極細と細の両方使ってます。お水につければ一瞬で消えるので安心。極細はインクの出がよくてしっかり書けて特におすすめ。シュバルムとか荒い布のときはかならず使います。
トレーシングペーパーはコクヨのを使っていますが、なんでもいいんじゃないかな?!今、100円ショップにもありますよね。
トレーサーはクローバーのだけど、もっと先が細いよいものがありそう?!今週、越前屋に行く予定なので、しっかりみてこようと思ってます。
下絵さえしっかり写せば、安心してステッチをするのみです。
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